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2023-12 ハワイ ⑮ サンセットクルーズを堪能(ワイキキビーチ発|マイタイ・カタマラン号)

7泊9日のハワイ旅行、4日目の夕方はワイキキビーチ発のサンセットクルーズ(サンセットセーリング)を体験、水平線に沈む幻想的なハワイの夕日を、カタマラン船のマイタイ・カタマラン号の親切なスタッフ&愉快な乗船客と共に楽しみました。アルコール飲み放題も手伝ってか90分の賑やかな乗船は、ハワイらしさを堪能できる大満足のセーリングでした。

ハワイの水平線に映えるサンセット
今回のTips
  • コスパ良し! ハワイに来たらサンセットクルーズは絶対お勧め
  • 重要なのは、どこから乗るか&どの船に乗るか
  • 天候の決め手は、上空の雲ではなく水平線上の雲

80ドル/人はコスパ良し、水平線に沈む夕日はハワイ最高の想い出

当初はサンセットクルーズに参加する予定はなかったのですが、滞在中の12/25はクリスマス、少し離れた観光スポットやショッピングモールは軒並み休日(アラモアナショッピングセンターも12/25は休館日)、レストランも休日か割高なクリスマス特別メニューばかり、良さげなところは既に予約満杯という状況。なら現地ツアーにでも参加しようか、ということでサンセットクルーズに参加したところ大当たり!

明るい水面から徐々に日も暮れた頃、ハワイらしいオレンジの夕日が水平線に沈む様は「耽美」の一言、幸いなことに天候にも恵まれ、参加して本当に良かったと思える約90分のツアーでした。地上からは決して見れない、水上からのワイキキ高層ホテル群やダイヤモンドヘッドも新鮮でした。乗船中のドリンク飲み放題(アルコール類含む)も付いて、大人1人80ドル、物価の高いハワイにおいてとてもコストパフォーマンスの高いツアーでした。カタマラン船(双胴の帆船)で航海するツアーの場合、「サンセットセーリング」の名称がついていることも多いです。

ワイキキの高層ホテル群を海上から眺める

ダイヤモンドヘッドを海上から眺める

日没前の太陽、ここから徐々に沈み始めます

航行している帆船も多く、こんなベストショットも

完全に沈み切る前の風景、ここから一気に暗くなります

ワイキキビーチ発着のカタマラン船が便利、ドリンクはお好みで

さて、サンセットクルーズ/サンセットセーリングに参加するにあたり、どのツアーに参加するかそれなりに吟味しました。選択軸は以下の3点。

  • ワイキキビーチの発着
  • カタマラン船
  • アルコール飲み放題がある

まず、17時前集合のギリギリまで観光を楽しみ、19時頃に戻ってくるサンセットセーリング後の行動を考えると、ワイキキビーチ発着は譲れないポイントです。

次に、カタマラン船。大型のクルーズ船ツアーもありますが、海を身近に感じられることはもちろん、何よりベストスポットで撮影ができることを重視しました。大型クルーズ船は、指定フロアや指定席など左右前後高低のポジションが決まってしまう為、動きがとりづらいことはこれまでの経験から知っていました。その点、大きすぎず小さすぎない帆船であるカタマラン船ならどのポジションにいてもベストスポット、動き回ることも自由な点は重要でした(従って常時着席の「ボート」も除外)。

最後にドリンク、こちらはノンアルコールの方はさほど問題にならないのかもしれませんが、我々はそれなりの呑兵衛、せっかくなら夕日と共に一杯やりたいもの、フリードリンクは譲れない条件でした(笑)。ツアーの中にはドリンクなし、〇杯のみ、などドリンク条件があり、それによってツアー料金も多少変わるようです。

これら3つの条件に当てはまり、ツアー料金も相場並みだったのが、マイタイ・カタマラン号(MAITAʻI CATAMARAN)のサンセットセーリングツアー(Sunset Mai Tai Sail)でした。

www.maitaicatamaran.net

出発時間は日没1時間ほど前(季節により出発時刻は変わる)、日没後30分ほどで戻ってくる約90分、大人1名80ドルのツアーです(アルコール・ソフトドリンク飲み放題付き)。集合場所は、シェラトンワイキキの端にあるブースで、こちらで受付した後、地図のすぐ下に見えるビーチから出発、戻りも同じ場所になります。VERTRA経由でも申込可能な同社のツアーはお勧めです。VERTRA経由でも同料金なので、事前に日程が決まっているならVERTRAから申し込む方が確実かと思います(VERTRAなら日本円での決済が可能)

出発前のマイタイ・カタマラン号

当日は集合場所にてチェックインした順に、まず並びます。集合時間になったらその並び順のまま船に向かい乗船、先着順に好きな座席に座ります。結論的に、どの場所に座っても景観上は遜色なく、セーリング中も場所移動は自由なのでそこまで問題はありませんが、欧米系のツアーあるあるで「自由席の場合は最初に座った座席が最後までその人の指定席」の慣習はしっかり受け継がれてますので、座席が気になる方は早めに集合場所に向かい、チェックインを済ませて列の先頭部に並びましょう(事前に予約をしていても、当日は免責事項へのサインが必要になる為、受付カウンターでのチェックインが必要です)。受付カウンターへはシェラトンから、ハレクラニの横の小道からのどちらからでも行くことが出来る為、アクセス良好です。

今回利用したのはアルコール飲み放題の船、出港して間もなく、スタッフの方がドリンクを配ってくれます。私が乗った日は全員成人(30名強の乗船客中、日本人は我々のみ、他は欧米系の観光客)でしたのでほぼ全員アルコールドリンク希望、大きなサーバーから注がれる「マイタイ」で乾杯の後は、それぞれのペースで好みのドリンクを注文してました。カップの残量が少なくなると、スタッフの方から「マイタイのお代わりは?」と聞いてくれました。クラフトビールを頼む方もいます。航行中、飲みっ放しですがトイレもあるので心配ありません。欧米系の方はノリが良く、全員しこたま飲んでました(笑)。

本ツアーに限らず気になったツアーは、体験者の評価も参考にしてみてください。

大きなサーバーから注がれるマイタイで乾杯

日没前から全員で宴会、スポーツバーでの代表戦観戦的なノリ

日没後も宴会、思い思いに飲み続けます

重要なのは水平線上の雲の量、出発時は曇りでもワンチャンあり!

最後に、実体験にもとづく重要なポイントを。当然ながら当日の天気は大切ですが、重要なのは、夕日が沈む水平線上の雲の量です。ハワイは雲が多く晴天でもどこかしらに雲があり分単位で動きます。いくら晴天でも、水平線に雲が多いとサンセットが隠れてしまい綺麗な夕日は見れません。逆に、どんなに曇っていても、上空に雲が多くても、水平線上に雲がなければサンセットは綺麗に見えます。こればかりは運次第ですが、逆に言えば、出発時点での天気が悪い・上空の雲の量が多くても、航海に出ればワンチャンあるということになります。個人的には水平線上に雲がない&上空には雲があるくk見合わせが最も良くグラデーションが出て映えるような気がしました(雲に夕日が反射します!)。

幻想的な夕日と雲のグラデーション

この耽美的な光景は洋上からしか経験できません!

90分飲み放題、雰囲気も相まって下船時にはそれなりに酔っぱらってました。宿泊しているモアナサーフライダーまで一旦戻って休憩しても良かったのですが、居心地のいい部屋に戻ったら外には出ないだろうということで、そのままの勢いで集合場所至近のワイキキビーチウォークにある人気のクラフトビアバー「ヤードハウス(Yard House Waikiki )」に突撃します。

 

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