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2023-12 ハワイ⑥ KCCファーマーズマーケット(毎週土曜日7:30~11:00)

KCCファーマーズマーケットは毎週土曜日の午前中、7:30~11:00にダイヤモンドヘッド麓の広大な駐車場で開催される青空市場です。ローカルフードを中心に雑貨や青果など様々な出店が集うワイキキで最も大きく、有名&歴史のある市場です。滞在日に土曜日が含まれているなら是非一度は訪れるべき観光名所です。7泊9日のハワイ旅行、2日目に行ってきました。
 

 
今回のTips
  • 同時間帯で開催のカカアコ・ファーマーズマーケットと迷ったら、
    未訪問ならまずはKCCファーマーズマーケットを訪問
  • 訪問前の食事は軽めに、市場で朝食+ランチを取るくらいのつもり
  • 現金のみ可のお店もある為、現金持参は必須
  • 様々なアクセス、往路はUber復路はThe Busがベストチョイス
  • ダイヤモンドヘッド登頂を前後に組み入れると効率的な1日に

KCC? それとも カカアコ?

初訪問ならKCCファーマーズマーケットがお勧め

ワイキキで人気を二分する大規模ファーマアーズマーケット、何と同じ土曜日のほぼ同じ時間帯に開催されています。非常に悩ましい選択になります。
 
KCCファーマーマーズマーケット|毎週土曜日 7:30~11:00
カカアコ・ファーマーズマーケット|毎週土曜日 8:00~12:00
 
行くだけならハシゴすることも物理的に可能ですがそれでは単なるトンボ返り、最大の楽しみ&訪問目的である屋台でローカルフードを満喫する為には、残念ながらどちらかに絞らざるを得ません
もしどちらも未訪問、特にハワイ初訪問であれば、以下の理由でKCCファーマーズマーケットをお勧めします
  • 古き良き雰囲気でハワイらしさを味わえる
  • 雑然とした感じがお祭りっぽく、気取らず楽しめる
  • ダイヤモンドヘッド登頂を前後に組み込める(後述)
カカアコ・ファーマーズマーケットも素晴らしい青空市場ですが、歴史が新しく場所がらも相まって「オシャレ」「今時」「旬」といった形容詞が当てはまります。滞在日に土曜日が2回含まれていたら、ハワイの雰囲気に馴染む為にも、初回はKCCを、2回目はカカアコをお勧めします。

お腹に余裕を持たせて訪問しよう

ファーマーズマーケットの醍醐味は何といっては食べ歩き。KCCファーマーズマーケットでは、100近い店舗の中の大半がフード系。ハンバーガー、ホットドッグ、ステーキなどの肉食系から、ポキや野菜・フルーツ系、ドリンクステーションまで多種多様。せっかく来たからには少なくとも3店舗はハシゴしたいところ。

その為には、ある程度お腹を空かせて訪問する必要があります。11時にはきっちり閉店する為、ランチ代わりにはちょっと早いので、必然的に朝食を抑えて臨むことになります。間違ってもホテルのブッフェで満腹にならないよう気を付けましょう

Honolulu Burger Companyのハンバーガー

Small Kine Farmのマッシュルーム&ズッキーニのフライ

現金持参で訪問を

多くのお店でキャッシュレス決済可能ですが、現金のみ可のお店や、キャッシュレス決済可能でも非接触決済限定というお店も一部存在します。また、山間の為なのか簡易決済機の為なのか、決済機不調なお店もありました。

訪問したけど決済手段がなく何も出来なかった、ということが無いように現金も持参しましょう。色んなものを複数人でシェアしながら食べることが多いと思いますが、50ドル/人ほどあれば十分です(実際にはそんなに使いません)

KCCファーマーズマーケットまでのアクセス方法は?

KCCファーマーズマーケットまでのアクセス方法は複数あります。お勧めはズバリ、往路はUber、復路はThe Busになります。私が滞在していたロイヤルハワイアンを事例にアクセス方法について、5段階の★評価で解説します。

  1. The Bus 往路★★★ 復路★★★★
    料金:片道3ドル/人
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):40分程度(便数が多い)
    メリット:安い、予約不要
    デメリット:時間通りに来ない、バス停まで面倒、座れない
  2. トロリー 往路★★ 復路★★★
    料金:各社による(そこまで利便性は無いのにとにかくトロリーは高い)
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):50分程度
    メリット:トロリー券を持っているなら一番安価
    デメリット:時間通りに来ない、バス停まで面倒、便数が少ない、座れない
  3. Uber 往路★★★★★ 復路★
    料金:片道8ドル~12ドル/1台、チップは任意
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):30分程度
    メリット:2人以上なら安価、ホテルから直行、座れる、キャッシュレス
    デメリット:復路は基本配車されにくい
  4. タクシー 往路★★★★ 復路★
    料金:片道15ドル程度/1台、チップが必要
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):30分程度
    メリット:3人以上なら安価
    デメリット:チップが必要、復路は基本配車されにくく時間が読めない
  5. レンタカー 往路- 復路-
    料金:日数、クラスなどに応じる
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):30分程度
    メリット:複数日を前提に既に借りているなら最もお手軽
    デメリット:この為だけに借りるのはコスパが悪く手間暇もかかる
  6. 徒歩 往路★★ 復路★★
    料金:不要
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):60分程度
    メリット:0円、ウォーキングを兼ねられる、予約など一切不要
    デメリット:想像(理論値)以上に時間がかかる、坂道
  7. ツアー 往路★ 復路★
    料金:べらぼうに高い
    ホテルto会場までの実質時間(渋滞込み):60分程度(待ち時間あり)
    メリット:・・・正直言ってメリットを見出しにくい
    デメリット:短時間のイベントで時間が決まっているのはツラい

2人以上いれば(1人でも)往路はUberで決まりです。10ドル前後とお手頃で、ワイキキなら滞在先のホテルへの配車が可能、台数も十分なので部屋を出る前に予約すればそのまま出発できます。何より座っていけるのがいいです。実は、会場&駐車場までの道は一本道なKCCファーマーズマーケットの開催日はとてつもなく混雑&渋滞します。Uberやタクシーであれば、会場前の歩いてもそう問題ないところくらいまできたら、「Drop off here, please.」と伝えて車を降りた方が早いです。バスやトロリーであればそうもいかず、渋滞待ちの時間が無駄になってしまいます。ハワイを満喫する為には、とにかく観光以外の点での時短が命です。

復路は、実はUrberやタクシーは機能しません。マーケット閉店時間頃にこの周辺にUrberやタクシーで来る人が少ない為、そもそも見つけにくいのです。お昼からダイヤモンドヘッドにUrberで来る人の「帰り」をキャッチできればラッキーですが運任せになります。

復路のお勧めはThe Busです。安さもありますが、便数がそこそこあるのと、行先も豊富な為、ワイキキに戻る、アラモアナ/ダウンタウンに直行する、東側に出かけるなど、午後の行動プランに合わせた選択が可能で座れる可能性も高いです。逆に、トロリーはワイキキに戻るの一択になり人も集中する為、座るのは困難です。

ダイヤモンドヘッド登頂を組み合わせる

地図を見ればお分かりの通り、KCCフーズマーケットとダイヤモンドヘッド(の登頂口)は目と鼻の先です。ダイヤモンドヘッドと言えばホノルル、ホノルルと言えばダイヤモンドヘッドと言うくらい、ハワイ観光の代名詞とも言える観光スポットです。ダイヤモンドヘッドのツアーも多数開催されてますが、単独ツアーになると半日はかかります、費用もとてつもなくかかります。
マーケット会場から登頂口までは、トンネルを潜り徒歩で約20分。KCCフーズマーケットと組み合わせれば自力でダイヤモンドヘッドに行ける為、ダイヤモンドヘッドの入場料だけで済みます事前の予約要 入場料は5ドル/人+事前決済の手数料程度)。ハワイ滞在を効率的にする為にも、KCCフーズマーケット訪問の前後にダイヤモンドヘッドを登頂することをお勧めします。組み合わせパターンは以下の2通り。
 
  • パターン①
    ダイヤモンドヘッド登頂 → KCCファーマーズマーケット

    メリット:山頂サンライズからのKCCでランチ、午後を有効に活用
    デメリット:とにかく朝が早い(4時起き、5時ホテル出発)、帰りが混んでる

  • パターン②【お勧め】
    KCCファーマーズマーケット → ダイヤモンドヘッド登頂

    メリット:朝は比較的ゆっくり(10時までにKCC着でOK)、帰りが空いてる
    デメリット:午後が若干押す
私は朝が強くない為、パターン②にしました。とはいえ、復路はアラモアナ直行のThe Busに乗り、その日の午後二~夕方まではアラモアナを満喫してきました。
ダイヤモンドヘッド登頂については、別の記事で詳しく紹介します。